~企業が研修講師に求める7つのポイント~

     

1)中小企業診断士の収入源

①中小企業診断士の収入源
    私自身も中小企業診断士ですが、まだ企業内診断士です。将来、独立も視野に入れていますが、その際一番気になるのが収入面のことです。JNET21 データでみる中小企業診断士 2011年版よると年間売上800万以下が全体51.2%と1000万以上稼ぐのは難しい職種といえるかもしれません。(下記表は「あなたのコンサルタント業務の年間売上はいくらですか。」への質問の答えです)
01.png ②収入源の種類
    研修会社の社員としてみますとまわりにいる診断士の多くの方が年収1000万以上稼いでいます。共通して見れるのは研修講師としての仕事の比率が高いことです。稼いでいる方の仕事比率の60%以上を研修講師に充てています。JNET21 データでみる中小企業診断士 2011年版よると各分野の報酬比較をみると、経営指導、診断業務よりも講演・研修講師が平均報酬、最高報酬とも高いことがわかります。つまり稼げる診断士になるためには研修講師という仕事は切ってもきれない仕事だと言えます。また公的機関の報酬は低いため、民間企業への研修講師比率が高い人がより高報酬になっています。

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    大半の人が研修会社に講師登録して、仕事を受注したり、自分で直接売込んで受注したりする場合が多いです。でも最近の傾向として民間企業で講師を行っている人の多くが、自分をブランディングしながらHP、ブログ、SNSで口コミ受注しています。特に最近Facebook経由で受注を増やしている人が多いようです。