2)講演・教育訓練の種類
中小企業診断士などが実施する講演・教育訓練にはどのような種類があるのか下記にまとめてみました。 (教育訓練は一般的に研修と呼ばれます)
①企業研修(公的・民間)- 企業研修としてニーズが高いのが「階層別研修」「任用研修」「能力アップ研修」「スキルアップ研修」です。「能力アップ研修」「スキルアップ研修」などは研修講師の得意分野を活かしながらの研修なので多くの中小企業診断士の皆様が講師として活躍しています。ただ「階層別研修」「任用研修」は違います。階層別研修でも若手、中堅までは問題ないのですが、責任者研修以上のクラスへの研修になると状況が変わってきます。企業での役職経験が求められる場合が多いのです。役職者の心得、組織活性化、部下とのコミュニケーションなど講義だけでなく、自身の経験や苦労話などが受講者への対処方法・教訓になるからです。
- 講演・セミナーには「集約用セミナー」「企業のイベント」「取引先会合」「安全大会」「組合セミナー」などがあります。毎年定例でやっているところが多いので、需要は意外に多いです。1回あたり2時間以内が多いです。どんなテーマ、内容を話すことができるのか明確に打ち出すことが重要です。
下記は企業での研修体系例です。